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猫2匹との暮らしや猫アイテム、猫カフェなど、猫に関することを徒然と綴るブログ。

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2018年1月31日水曜日

【猫の怪我】弟猫の爪がもげた事[2]

【猫の怪我】弟猫の爪がもげた事[1]の続きになります。

■爪がもげたらどうするの?

大晦日に爪がもげてしまった弟猫。
電話相談を受けてくれた医師によると、なめて雑菌を入れて、傷が腐ることもあるそうで、必ず受診するように言われました。
爪がもげた翌日の弟猫。香箱を組むと痛いらしい
 まず血を止めることが重要で、その後、様子がおかしいようなら救急で、今回の弟猫のように平気そうなら「なる早で診療時間内」で平気だそうです。
血が止まらないなら迷わず救急だそう。

さて、明けて元旦。
相変わらず平気そうですが、傷が腐る可能性があるので受診しないわけにはいきません。
ペットタクシーも時間どおり来ていただいて、道中何事もなく、無事に病院へたどりつきました。

病院はごく普通に診療していました。
ペットタクシーさんはさすがにその病院をよく知っていて、ワタシ的には結構人がいると思ったのですが、元旦のせいか、いつもよりは空いているのだとか。


■衝撃の治療方法

かなり大きな病院で、大きめの入院施設もあるので、治療以外にも面会の人がたくさん来ています。
待合室は完全分離ではないですが、一応猫エリアと犬エリアに分かれていました。
受付も待ち時間も、人間の総合病院っぽい感じ。(つまり待ち時間が長め)

====★痛い話注意★======

さて、肝心の診察です。
昨日の状況を説明すると、猫にはよくある事、という話。
で、治療方法の説明があったんですけども。
なんと。

「もげたところを爪切りでキレイに切り直す」んだそうです。
orz

以下、獣医師さんの説明です。
・ギザギザだとそこに雑菌が繁殖しやすくなる
・麻酔はかけられない
・大抵の猫さんが悲鳴をあげる
・切ったあと爪がもとどおり生えるかどうかは不明。もげた深さによる

麻酔をかけずに怪我を切り直す…しかも爪。
私、治療で爪に穴を開けられて気絶しかけたことがあるんですが…?!

結局のところ、治療しないとしょうがないので、弟猫にがんばってもらうことになりました。
切る前に傷の様子を確認して、消毒薬でグイグイ拭くのですが、弟猫は不気味なほど静かになすがままになっています。
保定もいらないほど。

とはいえ、獣医師さんの経験上「ほぼ100%悲鳴を上げて飛び上がる」そうで、がっしりした体格の看護師のお兄さんが保定に来てくれました。
飛び上がって逃げたり怪我をしないように、ガッツリ保定します。

そしていよいよ。

爪切りで。

消毒済みのふつうのペット用爪切りで。

バチン!

思わず目をそらす飼い主。

全く身動きしない弟猫

そう、無反応でした。
獣医師さんが驚くほど無反応。気絶してるとかじゃなくて無反応。
ものすごく痛いはずなのに、抗生物質の注射を射たれて、傷口に薬を付けられてるのに無反応…。

■真の敵はエリザベスカラー

ふて寝
その後もほぼ保定なしで治療を終え、獣医師さんから「こんな猫初めてです!!」と最高に褒めていただき、エリザベスカラーをつけるよう指導されて、徒歩で病院をあとにしました。

料金は治療費とタクシー代合わせて1万5千円程度…だったかな。
タクシーは片道だけなので4千円ぐらいだったはず。
病院は治療費と1週間の薬代とエリザベスカラーの料金ですね。

やはり痛いようで全く大人しくなっている弟猫。
幸い、食欲もあり、痛いはずの前足も普通について歩いています。
薬もウェットフードに混ぜたらいつもどおり食べました。

ただ問題はエリザベスカラー。
かなり嫌がるし、付けた直後は真っすぐ歩けません。なにより、兄猫が怯えて威嚇&攻撃してくる orz

弟猫はすぐ慣れたんですけどね。
兄猫がほんと威嚇しながら逃げるんです。んで弟猫が追いかけて(以下ループ

ほんとやんなっちゃう!

これがまた別の問題を引き起こすのですが、今回は怪我の話なのでここまで。
包帯をすることなく、投薬1週間、エリザベスカラー2週間ちょいで、無事に完治して、その後爪も生えました。
通院は3日後、1週間後、2週間後の3回。初日以外は傷の確認だけなので、2千円もかかりませんでした。

正月から諭吉さんが複数家出したけど、しょうがないです。
しっかり治ったんで結果オーライ!

爪をもぐ猫さん、その後結構ネットでお見かけしたのですが、時には血まで隠して傷を腐らせる事もあるそうで…。
血が出ていてまだわかりやすくてよかった、といったところでしょうか。

以上、弟猫の爪がもげた話でした。

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